
「支える」とは何かを静かに問いかける医療現場の物語。
一見うまくいっている介助の中に残る、小さな違和感。
支援することは、ただ安全に動かすことではなく、相手が自分で動き出す余白をどう残すかでもある。
医療の現場にある繊細な判断と、支える側の迷いを丁寧にすくい上げた作品です。
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『声より先に、手が出る― 理学療法士の“順番”の話 ―』 第1部 第1話|順番|はるき たかお
【あらすじ】 春木総合病院の回復期リハビリテーション病棟で働く理学療法士・中本悠真は、患者の動きに触れるたび、「支える」とは何かを問い直している。声をかけるの...
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『報告書の向こう側』 第1話 白い靴の新人|はるき たかお
【あらすじ】 春木総合病院に入職した新人理学療法士・藤原蒼太は、数日間の院内研修を終え、初めてリハビリテーションセンターの現場に立つ。まじめで患者思いの藤原は...



新人理学療法士・藤原蒼太が、医療現場で「報告すること」の意味を学んでいく物語。
研修で学んだ「分からないことは聞く」「報告は患者を守るため」という言葉。
けれど、現場に立った瞬間、その正しさを実行することの難しさが見えてくる。
何も失敗していない白さが、かえって怖い。
新人の不安と誠実さを静かに照らす、やさしい医療安全の物語。
失敗しないことよりも、怖さや迷いをきちんと言葉にすること。その勇気が、患者さんだけでなく、現場で働く人自身を守っていくのだと感じさせてくれます。
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『退院日のその先で』 第1話 病院でできた一歩|はるき たかお
【あらすじ】 脳梗塞後、軽度の右片麻痺を残しながら退院を控える三宅勝也。彼の願いは、大きなことではなかった。ただ、朝、自分の足で玄関を出て、門扉の先のポストま...
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『リハビリ室のとなりで』は、訓練室の中だけではなく、その周辺に流れる小さな時間に目を向けた連作。
第1話「長椅子の向こう側」では、妻のリハビリを扉の外で待つ夫の姿が描かれます。
歩くところを見たい。けれど、見てしまったら思わず止めてしまうかもしれない…。
リハビリは前へ進むだけでなく、自分の身体と相談しながら止まることを覚える時間でもある。
記録には残らない見守りの時間を、あたたかく描いた一篇です。
何かをしてあげることだけが支えではなく、声を飲み込み、相手の一歩を信じて待つこともまた深い愛情なのだと、静かに胸に残る作品です。
ー ご紹介した書き手さん
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はるき たかお|note
リハビリテーション(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士など)の現場を舞台に、訓練室の一歩が生活の一歩へつながる物語を書いています。患者さん、ご家族、支える人たち...









