
最強の少女が口にした、たった一言の「助けて」が、
ひとりの少女の運命を動かしていく。
どんな敵にも負けない廻さだめと、守るべき子どもたちのため、自分の人生を後回しにしてきたサムライ・北極ひかり。
派手な異能バトルに胸が躍る一方で、強く残ったのは「強さとは何だろう」という問いだった。
守ること。頼ること。手放すこと。
そして、誰かに決められた役割ではなく、自分の願いを自分で選ぶこと。
最強のさだめにも、どうしてもわからない痛みがある。
優しいひかりにも、誰にも見せなかった願いがある。
だから二人は、互いに足りないものを知りながら、少しずつ「助ける」と「助けられる」の間を歩き始める。圧倒的な熱量の能力バトルの奥で、人が自分の運命を選び直す瞬間を描いた、眩しくて不器用な旅立ちの物語。







最強だから、怖いものなんてない。
――そう笑う少女の奥に、「変えられない運命」が隠れている。
コインが落ちるより早く敵を倒し、「あたし最強だから」と無邪気に笑う廻さだめ。圧倒的な強さと生意気な可愛さに一気に惹き込まれる一方、最後の数行で、その眩しさの意味がふっと反転する。
戦うことが好きなのではなく、戦っている瞬間だけは、自分にも運命を変えられると思えるのかもしれない。
軽快で痛快な“無双”の幕開けに忍ばせた、どうしようもない宿命の影。
この少女は、何から逃げるように輝いているのか。
笑いながら始まった物語の、その先を追わずにはいられなくなるプロローグ。





肉まんを頬張る少女が、人類の運命さえ変えられる。
たった一人で世界の均衡を揺るがしかねない、規格外の力。
「できるものなら、ですねぇ。」
穏やかな会話の中に、一瞬で空気を凍らせる殺気が差し込む。その落差がたまらなく鮮烈だった。
強すぎる者にとって、戦いは恐怖ではなく“楽しみ”になってしまうのか。
そして、その力を誰が止められるのか。
桜が静かに散る美しい庭園で交わされる、あまりにも物騒な約束。
物語の世界が一気に広がり、これから訪れる「最強同士」の邂逅に胸が高鳴る一話。
ー ご紹介した書き手さん











