本日のおすすめ / ひつじレモン『すべての雨をよける男』

しまえなが子

作品の魅力を静かにひらいてくれるような文章です。
あらすじやテーマを追いながらも、ただ情報としてまとめるのではなく、「自分はどう読んだか」がきちんと残されている。
そのため、単なる紹介文以上に、ひとつの読書体験として読むことができます。
本を読む人の言葉として、やさしく心に残る書き方をされる方です。
(読み終えるころにはその本が少し気になってくる)

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読書| 笑い飯哲夫『頭を木魚に』|しまえなが子 単行本:256ページ 読了までにかかった時間:110分 影武者に憧れる者などいるのだろうか。 笑い飯哲夫『頭を木魚に』 悲惨なのにどこか軽さもあり、長いコントを見ているよ...

かなり共感

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読書| 柚木麻子『終点のあの子』|しまえなが子 文庫本:256ページ 読了までにかかった時間:105分 「人と一緒がそんなに楽しいのっ?」 柚木麻子『終点のあの子』 身に覚えのある感情ばかりが描かれているからだろうか。...

柚木麻子『終点のあの子』を、かつて女子校生だった自分の記憶と重ねながら読む読書エッセイ。
友人関係の脆さ、嫉妬、カースト、自意識、言わなくていいことを言ってしまう後悔。
思春期の痛みをただ懐かしむのではなく、「あの頃の自分も、もがいていたのかもしれない」と静かに見つめ直しているところが印象的でした。
本を紹介しながら、自分自身の過去にもそっと触れている感想文です。

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読書| 杏『杏のとことこパリ子連れ旅』|しまえなが子 単行本:207ページ 読了までにかかった時間:80分 だから、大変だけど、旅って良いなあ!と思う。最大限安全な範囲で、最大限新しいチャレンジ、冒険を経て、私はもっとい...
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読書|木野寿彦『降りる人』|しまえなが子 単行本:240ページ 読了までにかかった時間:125分 浜野はあくびをしながら、 「しれっと生きればいいだろ」 と言った。 木野寿彦『降りる人』 心身ともに疲れ果て仕事を辞...
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読書| 吉本ばなな『ミトンとふびん』|しまえなが子 文庫本:264ページ 読了までにかかった時間:70分 なんとかなる。悲観でも楽観でもない。目盛りはいつもなるべく真ん中に。なるべく光と水にさらされて。情けは決して捨て...
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